こんにちは★
よよちち🐨です★
年度末でもないし、何かの区切りでもなんでもない時期に給料交渉をしたお話。
今、ちょうど年度末ですよね。
もし、給料交渉を考えている方に少しでも勇気をもってもらえたら幸いです!
同じような状況の方の参考に少しでもなれば嬉しいなーと思って書く事に決めました。
と言うことで、
今回は、「理不尽な状況に巻き込まれたときに、給料を上げてもらい、なおかつ対処してもらうことに成功した」お話です。
目 次
よよちちの仕事は、簡単に言うと、技術者の人からの指示を受けて、パワーポイントでプレゼン資料や、提案書を作成する仕事です。
要は、頭のいいおじさん達ですが、パソコンはできないので、そこをよよちちたちがやるという感じ。
よよちちにはその職種の専門的な知識はないし、頭は良くないですが、指示されたことをうまくくみ取ってPCで正確にきれいに表現することが求められるので、その辺はきちんと応えているつもりです。
それをやる人がよよちち含め2人。よよちちよりも4年くらい長くやっている先輩といっしゅにやっていたのですが、退職してしまいました。
でも、そんなに忙しくもなかったし、ひまーーーーって言っている時間の方が多いような職場なので、1人でもまあ、なんとかなるでしょ、という感じでした。
よよちちは、けっこうやる事早かったし、「よよちちさんは、頼んだこと以上の事をしてくれて助かる」と言ってもらえてました。それと、おじさんばかりで、PCがそれなりにできるだけで「すげーー」みたいなところもあったのではないかと思います。
そんな中、新しい女性が入社してきました。仮にSさんとします。(30代 女性)
入社してから発覚!!なんとPCがまったくできない!できないレベルが半端ない!! コピー&ペーストが分からない!!
もう、毎日パソコン教室状態。デスクの周りの社員が「よよさん、大丈夫??」と心配されるほど。
「Sさん、なかなか飲み込みわるいね(笑)」とか言われてね。。
事務の仕事をするのにPCできない人を雇うってどーゆーこと!?しかも、日本語が通じない系の超強烈キャラ。周りはどん引きしてるのに気付いてない。何回も同じこと言ってるのに毎回同じこと聞いてくる。しかも態度がでかい。というまれに見ない最悪なのを放り込んできたな、と。
そして、どうしてこうなったかをよよちちは調べた。
そして分かったことが!!
「スキル詐欺」!!
その入社してきた女Sさんは、「エクセルはできます!」と言っていたらしいし、スキルを書く欄にも「エクセル基本」みたいなことが書いてありました。これは!!と思ったよよちちは、その女Sを斡旋してきた人事の担当者Aにお話をしに行きました。
よよ「話が全然違うんですけどどういうことですか。」
「こっちの負担が半端ないんですけど」
人事A「よよさんだけに負担がかからないように他の社員さんにも分担させます」
よよ「あのー、PCできる人、あの部所ほぼいないんですけど」
人事A「そうでしたか。ちょっと考えます」
よよ「・・・」だんまりを決め込む。よよはその場から離れず。
人事A「・・・??」
よよ「このままだらだらさせないでくださいよ」
人事A「もちろんです。よよさんにはご迷惑、ご負担をおかけして申し訳ありません」
よよ「はい。そのとうりです。」
その後、Sさんの立場をわきまえない行動、強烈具合を、逐一人事担当Aにメールでしつこく報告。
最初はすぐに返信してきたのに、返信が来なくなる。
よよからアポをとり会いに行く。
よよ「やっぱりこのままだらだらするつもりですね。思ったとおりでした」
人事A「よよさんの理想の着地はなんですか??」
よよ「おっしゃっている意味が分からないので、もう一度言ってください」
人事A「よよさんはどうして欲しいのかと」
よよ「今すぐに、あなたの上長とお話させてください。あなたとはお話になりません。もちろん上長の方に報告はしていますよね。直接お話したいんですけど。」
人事A「すみません。今ちょうど出張中でいなくて」
よよ「いつ帰るんですか?お帰りになりましたら、すぐにちゃんともう一度上長にお話してください。すべてを」
人事A「分かりました」
そこからやっと担当Aが動き出しました。前とは目つきが変わりました。やっとです。
人を動かすのって時間もかかるし大変だ・・・。
そしたら、今度は人事担当Aの方から訪ねてくるようになりました。
人事A「Sさんを残してよよさんが離れてしまうことが1番困ることだと、部所の方も言っております。よよさんが、もう無理だって思っていたら、早めにSさんを他の社員に預けるなり対応をいたします。」
★ここでよよちちは考えた★
よよ「それってなんか私がわがまま言ってるみたいですよね。私が周りにめんどくさい人って思われる結果となりましたね」
人事A「でも、そうすることしかできなかったので」
よよ「私としては、前任の方が辞めた後もなんとか頑張っていこうと思っているところで、周りの方とも信頼関係ができていたのに、なんか気まずくなりました。」
(実はそんなことないのよ。そこまでではないのよ)
人事A「そうですか。申し訳ありません。」
よよ「なんか私ばかりが損してる気がします。新しい方が来て楽になると思ったら逆に未来が見えない教育が待っている結果になりました。Sさんを社員に預けたところで、私への負担はそんなに変わらないと思われます。結局このまま変わらないなら、私に変化を下さい。」
人事A「変化とは?」
よよ(勘がにぶいな)
「給料を上げてください」
担当A「その辺りは、私だけの判断ではできません」
よよ「そんなことは分かっています。早めにまた、全てを上長にお話されてください。私が直接お話しても構いません」
担当A「いえ。私からキチンとお話いたします。」
「ちなみによよさんの希望はありますか?」
★わざと大きい金額をいう。よよは5000円上がったらラッキーだと思っていた★
よよ「10000円とは言いませんが近づけてもらえたら嬉しいですし、こちらのモチベーションも保てると思います。」
担当A「承知いたしました。相談しておきます。」
よよ「分かりました。お返事はいつでしょうか。」
担当A「週明けすぐに」
よよ「分かりました」
こんなやり取りがありました。
かなり省いて書いています。本当はもっと、不毛なやり取りもありました。人事担当Aはまだ3年目らしくなかなか話が通じなかった。
人事担当AがSさんを擁護するような事を言ったこともありました。それってこちらとしては「ラッキー」なことでした。よよはそれを待っていた!
よよ「会社がSさんのことを何と思おうが構いません。大事にしてあげたらいいと思いますよ。でもそれは、こちらが泣き寝入りしろと言っているということでいいんですね?」
要は、そっちが何も変えないつもりならば、こっちに何かしてよ、ということを言えるんですよね。会社が雇ってしまった以上クビにできないし、期の変わり目でもない時期に移動も難しいんですよね。
人事担当Aが、他にもいろいろな失敗をしています。この人が勘が鈍く、仕事が遅いことも味方しましたね。
最初は上長に報告をしていなかったと思われます。もし話してたら「よよさんの理想の着地はなんですか?」とは聞かないですよね。それでピンと来ました。
そこで、こちらが強く出れるようになりました。
それは人事担当Aが上長に報告する時に、事後報告になるから。
「実はこういうことがあって、よよさんを怒らせてしまいました」という報告になるんです。
そうなるとこちらが少し優位な立場になります。
そのあとの担当Aの目つきが全然変わりましたし、話の聞き方、ちゃんとノートに書いたりして、明らかに変わりましたね。きっと上司に怒られたんだろうな、と。
もう後はたたみかける!!勝機はここだ!!!
はっきり言いました。「給料を上げてください」と。
言いやすいことではないですが、自分を守る為には必要なことです。
ぜんっぜん仕事しないおっさんに大金を払っている会社がいっぱいあります。
私たちのような事務のOLさんの給料って、会社にとってはそんなに大したことではないかもしれませんよ?
自分が、全然努力もしない、成長もしていない、必要とされていなくて、給料上げてくれ、と言うのはお門違いだと思いますし、逆に評価が下がってしまうでしょう。
でも、一生懸命頑張っていて、理不尽なことがあったならば、給料交渉するのは悪いことではないですよ!
事務職の給料ってなかなか上がりませんよね。
営業とかのように目に見える数字の目標がないので、何を理由に給料交渉していいのかわからないところがありますよね。
そして会社側も同じように、上げる理由がないからそのままにしている部分おあると思います。
でも、事務員さんがいないと、会社が回らないのも事実ですからね。
そこは自信をもって給料交渉にあたるべきです★
そして。。。
よよちちの給料。。。
上がりました!!!
交渉した次の月からすぐにあげてくれました♥ヤター!!
なんと
\7500アップーーー!!
よよちちは5000円上がったらラッキーと思っておりました♪
まさかそれよりも多いなんてラッキー♥
しかもはっきりいってしまうと、よよちちの仕事内容は、すんごい楽!(笑)
責任はほとんどないし、残業もほぼ無し。
ただ、Sさんには、超ストレスを感じていることは確かです。
でも、どこの会社にもヘンな人はいるし、よよが大人になって我慢しよう、相手にしなければいいんだと言い聞かせて働くしかないのかな、と思ったこともありました。
でも、「勝機があるな!」と思った瞬間に、勇気を出して行動に移してみたんです。
最初、給料の話をするつもりはなかったんです。困っていることだけを伝えて何か対応策を考えてもらおうと思っただけでした。
人事Aがいろいろ失敗してくれたので、「勝機」を感じてしまったのですね(笑)
最終的には、Sさんは、2年目の男性社員に引き取ってもらえることになりました。おじさんたちよりはPCができますし、教育の勉強なんだって。
そしてある程度PCができるようになったら、その先をよよちちが教えることになるとの事。
なので、とりあえず、よよちちは、
給料を上げてもらい、Sさんから離れることができるという2つの希望がかなうことになったのでした!!
ちょっと、うまくいきすぎたような気もしています。
ここから、よよちちはヘンなことはできません。見られる立場になったと思うので。
気を引き締めなければなりません。そこは給料上げてもらったので頑張ろうと思います!
そして、周りの社員も、よよちちに対して、何も変わらずに接してくれています。
「辞めないでくれて良かったーーーー」と言ってくれてます。
よよちちもその言葉に救われましたよ。
これが正解ではありませんが、もし同じようなことで頭を抱えている方がいたら参考にしてもらいたい!
自分が犠牲になることはないですし、この時代、そこまで無碍に扱われることもないです。
言いやすいことではないですが、言ってはいけないことではありません。
嘘をついたりせずに、自分の思うことを正直に話せば何とかなるものです。
今の状況に満足できていなければ、少しでもいい状況になるように動いてしまえ!
意外とうまくいっちゃったりするものです♪
よよちちは、行動して良かったと思っています。
それと、よよちちの部内の社員にも感謝しています★