こんにちは★
よよちち🐨です★
大河ドラマってやっぱり戦国時代が面白いーーー☆
「麒麟がくる」最高ですね✨
大河ドラマは、着色していたり、史実には出てこない人物も出てきたりします。
史実というよりは物語として見るようにしています。
ですので、「麒麟がくる」と内容が違うじゃんっていうこともあるかと思いますが、そこらへんはご了承くださいね🐨
道三に関しては、「正解」が見つからないのが現状かも。
ということで、今回は、非情だけどなんかかっこいいカリスマ武将斎藤道三 のお話★
目 次
斎藤道三は、謎が多い人物です。
名前もいろいろあるのですが、斎藤道三で統一しています。
生まれや、幼少期の事等は、諸説がありすぎて、よくわからないですが、、、、
松波庄五郎(松波基宗)の子として1494年に生まれました。
父は、北面武士を務めていたらしい??
母は油問屋・奈良屋又兵衛の娘とされます。
定番なのが、斎藤道三は、僧侶→油売りの商人から1代で1国の大名までのし上がった「下克上の象徴の人物だ」という説。
でも、実際は、道三の父親から下克上が始まっていたのではないか、という説が出てきたとか・・??
道三は生まれたときにはすでに、武士の子供だったようですね。
そのあたりはごちゃっとしていますが、いずれにせよ、道三は、美濃守護・土岐氏の老臣である長井長弘の家来となることになり、道三の下克上が始まっていくのです★
長弘は、道三を気に入り、自分の君主である土岐氏に紹介しました。
兄・政頼は、道三を見て、なんか、気に入らないやつだないという印象だったのに対し、弟・頼芸は道三を気に入ってかわいがるようになりました。
土岐家の中でお家騒動が起きます。
お父さんが、兄の政頼ではなく、弟の頼芸に家督を譲ろうとします。
このことで、二人の兄弟げんかが勃発。
喧嘩の勝敗は、兄政頼の勝ち。
道三的には、弟の頼芸にかわいがってもらっているのですから、頼芸に家督を継いでもらって上に登っていきたいわけですよね。
そこで、道三はこっそり戦支度をして、夜襲をかけて、兄の頼雅を追い出すことに成功。
これで、頼芸が跡継ぎになり、道三は、跡継ぎの家臣となりました。
しかし、実際に政治を行っているのは、その上にいる長井長弘であります。
そうなってくると、今度、邪魔なのは・・・??
そうですよね。「長井長弘」ですね。。。
この長井氏は、道三を拾ってあげて、頼芸を紹介してあげた恩人でございます!!
ですが、非情な道三は。。。なんやかんや理由をつけて長井長弘を殺しました。
🐨ひょえーーー!マムシ。。。邪魔者と思ったらどんどん排除。。。
長井氏がいなくなり、道三の地位や、権力はランクアップ✨
稲葉山城をもらうことに成功して、城主となります。(この稲葉山城は、後の岐阜城。)
ギラギラな道三はさらなる上を目指します!
それで、今度邪魔になるのは。。。??
土岐頼芸。
自分の君主であります。
頼芸がいるお城に攻め込み、頼芸を追い払うことに成功。
🐨またまた恩人を。。。道三こわっ
追い払われた頼芸は織田家へ逃亡して保護してもらいました。
この時は、まだ信長のお父さんの時代。ですので、織田信秀の元で再起を狙います。
そして織田軍が挙兵。
しかし、難攻不落の稲葉山城ですし、道三は強い!!
道三は織田軍を撃破します!お見事!!
信秀の息子「信長」のもとに娘の帰蝶を嫁がせます。
そして、織田家と和睦を結ぶことに成功。
これで、もう土岐頼芸はおしまい。
織田家とも仲良くなったし、美濃は道三の物になりました!
ちなみに、帰蝶は、信長の前に2回結婚しています。
相手は、土岐家の重要人物。
その二人は、帰蝶が嫁いだ後すぐに死んでいます。
道三は、土岐家の人間を少しずつ減らして、勢力を弱めていたのですね。
こうして恩人であろうが、のし上がるために邪魔な存在を排除してきた道三。。。
下克上に大成功!!
このあたりが道三のピークでしょうかね。
↑実際の道三よりもだいーーーぶかっこいいですが、いい雰囲気出してますよね☆
すごいオーラです✨
道三は息子の義龍に家督を譲ることになり、第一線から離れて隠居することになりました。
しかし、生涯現役な道三はまだまだギラギラな感じで政治に口出しをしてきます。
義龍はそれが気に入らない。
道三は、そもそも義龍が気に入らない。
もともと良い関係ではなかったけれど、それがだんだん表に浮かび上がってきます。
道三は、義龍のことを「無能だ」と言ったり、義龍がいるのに、信長をかわいがったり。。。
信長と比べちゃったら、そりゃ無能に見えるかもしれないけどさ。。。🐨
それだけではなく、あからさまに弟の孫四郎や、喜平次を溺愛していました。
道三と弟たちを憎むようになった義龍は、まずは、弟たちを呼出し、暗殺します。
そして、次は、道三。。。!!
ついに親子での戦が勃発!
義龍軍1万7500に対して、道三軍は2700
この兵力差を見ると、もう道三の時代は終わっていた。。という事でしょうか。。。
道三は援軍を呼びます。
その相手は、なんと義理の息子である信長です。
信長は、この合戦の場所から10KM離れたところで軍をしいて待機します。
・・・しかし信長軍はそこから動きませんでした。
(🐨なんで?って思うよね。あとで詳しく書いています)
信長の援軍を待つことなく、道三は、わずかな兵で斬りこんでいきます。
そして。。。討ち死しました。。。64才でした。
邪魔者だった道三を討った義龍ですが、35歳と言う若さで病死。。。
その後は息子である龍興が家督を継ぎましたが、信長に攻め込まれて、結果的に、斎藤家は3代で滅びてしまうのでした。
非道で、「マムシ」と呼ばれている道三ですが、ここまでうまい事やるって才能ですよね!!
すごい事だと。
こんなやり方でのし上がった場合、出る杭は打たれて死んじゃってても(誰かに打たれていても)おかしくないと思うのですが、美濃の国の頂点まで上りつめました。
戦上手であり、政治上手でもあり、人を惹きつける力やら、そういう物を持っていて、カリスマ性があったんだろうな。。。
そうじゃなければ、こんな風にはいかないはず!
道三の娘「帰蝶」は、最初は土岐家の重要人物2人に嫁ぎました。
その2人を排除(暗殺)しながら、親子で道三が国を盗る道を切り開いていくわけです。
その後に帰蝶が嫁いだのは、まだ全然売れっ子じゃない「織田信長」でした。
この頃の信長はまだ、尾張の1武士でうつけ者と言われて評判の悪い人物でした。
そこに帰蝶を嫁がせて、信長と義理の親子になるわけです。
今までは、自分がのし上がるために、目の上のたんこぶ的な人物に嫁がせましたが、信長に関してはちょっと違いますよね。
この時点で、信長に目をつけていることがすごいです🐨
やはり、キレる頭、勘の鋭さなどなど、他の人が持っていない能力が備わっていたのかもしれませんよね!
この先見の目はすごいです!!
道三の死の直前に、信長に送った書状が残っています。
※京都にある「妙覚寺」に保管されています※
この書状には「この美濃は信長にあげるよ」という内容が書かれているのです。
道三VS義龍の長良川の戦いで、信長がなぜ、待機していたにも関わらず、道三を助けに行かなかったのか。。。
もう道三に勝ち目がない事を、道三自身も信長も分かっていたって事かなって。
道三は、信長が軍を進めてこないことも分かっていた。
だから、道三は最後は信長の援軍を待つこともなく、少ない仲間と一緒に討死にしたのかもしれないなー。
そして、道三の死から、11年後に、信長は美濃を攻めるのです!
そして稲葉山城を攻め落とします。(この時の城主は義龍で道三の孫にあたる人物)
信長は、父親である道三との約束を果たしたのかもしれません。
🐨なんか、かっこよくない??この二人の絆みたいなものが。。。
そして、信長は、この地で「天下布武」を掲げてどんどん勢力を伸ばしていくのでした★
🐨道三が、あの時点で、信長がこんな人物になる事を予測していたとしたらすごいなー。
「麒麟がくる」ではかっこいい本木雅弘さんが斎藤道三を演じています。
最初は、かっこよすぎて似合わない!と思っていましたが、あのギラギラした目つきが似合っていて、スマートな道三って感じでいいかも✨と思ってきました。
キャストがなんか不思議だなーっていう人物も多くて、道三もその中の一人でした。
信長も、染谷翔太さんだしね。
今まで信長を演じてきた人とはタイプが全然違う。。。🐨
どんな信長を演じるのかすごく楽しみです!
🐨「麒麟がくる」に出てきた人物のお話↓
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