こんにちは。
よよちち🐨です。
よよちちは、洋服大好きで、15年ほど、アパレル業界で働いていました。洋服を売るのも もちろんのこと、買い付け等もやっていましたので、素材に関しては、結構うるさいです☆
安い素材なのに高く売られたりしたらイヤだからね。いろいろ勉強もしました。
お店で販売している時、お客様とのお話の中で感じたことなのですが、意外とみんな素材の事知らないんだなーと。
アパレル業界の中にいると、特別本を買って読んだり、特に勉強しなくても、自然に基本的な事はおぼえてくるのですが、確かにこういう環境にいなかったら知らないよなーと思いました。知るきっかけがないですよね。
知らないと、損しちゃうこともあるので、これだけは押さえておこう、という基本的な説明をしたいと思います☆
目 次
お買いものは通販サイトっていう方多いですよね。
ZOZOTOWNとか、楽天サイトや、YAHOOサイトの中にもたくさんのお店が入っています。
わざわざ出向かなくてもたくさんのお洋服が一気に見れてその中から選べるというのはとても画期的な買い物の仕方だと思います。
ただ、デメリットとして、実際にみれないし、触れないという所がありますよね。
その洋服の生地の素材を知らないと、イメージがわきにくいと思うんです。見た目はもちろん質感等も。
ですので、今回は、生地を大きく二つに分けてざっくりと説明していきます。細かく書くときりがないので、今回は
「こんな感じで覚えておくといいよ」というレベルでのお話。
お洋服等に使われている生地(布)は、人口的に作っている素材と、天然の自然の物から作っている物の二つに分けることができます。
人口的に作っているものは⇒化学繊維
自然の物を使用しているものは⇒天然繊維
と呼びます。
日常的に目にする素材をピックアップして説明しようと思います。
シルクのようにやわらかく、光沢もあり、高級感が出る素材です。シーズン問わずに使用されている生地です。重さがあって肌に密着するような、とろけるような質感です。ストールなどにも使用されます。
見た目は光沢があって、ツルツルした質感です。主にコートや、スカートの裏地に使用されています。すべりが良いので、裏地に適した生地です。伸びない素材です。
シルクに似たような生地です。シルクよりも生地自体は強く、しわになりにくいので、扱いは楽な生地です。きれいにプリントもできるので、洋服のデザインの幅も広がって使い勝手の良い生地です。お洗濯も可能ですぐに乾きます。日常使いには便利な生地です。
デニムを買う時等に見かけたことが多いと思います。これは、「ストレッチ性」です。ポリウレタンが入っていればストレッチ入りで、入っていなければ、伸びない素材ということになります。1~5%入っているだけでやわらかい履き心地のデニムになります。
最近出てきた言葉ですが、昔のフェイクファー(動物のファーに似せた人工的なファー)ですね。素材は、ほぼ、ポリエステルを使用しています。
よくTVなどで、コレクションの映像とか見ると思うのですが、あのかっこいい雰囲気の会場の周りには、ポスターを持った人とか、パンフレットをたくさん持った動物虐待撲滅運動をしている人がいーーーーっぱいいるんですよ。
その運動のおかげか、動物を洋服の為に殺傷しないようにしよう、という意味で、エコファーという言葉が浸透していったのだと思います☆
主にニットに使われる生地です。秋冬になると多く見かける素材です。アクリルは、石油でできている物ですので、あまり良い素材とは言えない感じがします。
しかし、ウールのちくちくした感じが嫌いな方は、アクリルの方が柔らかいので、肌触りが良い物を安価で購入できます。
主なデメリットをあげておくと
① 静電気がおきやすい ②毛玉ができやすい ということがあります。
1シーズンごとに買い替えたい、という考えの方には、安価で肌触りの良いアクリルニットが良いと思います☆あと、燃えやすいので、料理をするとき等は気を付けた方がいいです。あっという間に燃えちゃいます。
天然素材は、自然の中にいる動物や植物を使用しているので、気温や、湿度に順応する力がもともと備わっている所が1番のメリットです。
よよちちは、天然物を使用している生地の方が好きです。
やはり、肌にも良いですし、化学の物を肌にくっつけるよりも、天然素材がくっついていた方がいいから♪
一緒に呼吸する感じ??? ※個人の感想ですが🐨★
わたを糸にして作っている生地です。頻繁に使用されている生地ですね。王道です。
下着から、ニットまで幅広く使用されています。天然物なので、暑いときに涼しくしてくれて、寒いときは保温しようとする素材です。赤ちゃんの肌着などにも使用されているので、肌に良い素材です。デメリットは、洗うと少し縮むのと、しわになりやすいです。
夏によく使用される生地です。早く乾くので、水分を飛ばしてくれるので汗ばむ季節でもさらっと着れます。
寝具等にも使用されています。
値段がピンからきりまであります。あまり良い麻ではない場合、ゴアゴア、ちくちくする場合があります。安価で、麻100%だとちょっと注意ですね。
逆に、良い麻の生地はしなやかで、上品な光沢もあってきれいな生地です。
お洗濯は注意が必要です。ちじみが出ますし、しわになりやすいので、干すときに、ちゃんと伸ばして、形を整えてから干すようにしましょう。
おかいこさんが作る繭(まゆ)から作っている生地です。最高級の生地です。
シルクは綿よりも、温度調節を上手に行ってくれます。とても着心地の良い素材ですが、お洗濯が難しいというデメリット有り。
動物の毛を使用ているという事です。
WOOLと書かれているのは、だいたい羊の毛と思っていればいいかと思います。他の動物の場合は動物名を記載することが多いです。
これは、動物の種類の名前です。アルパカ●%等と素材の説明にかいてあると思いますが、アルパカという動物の毛を使っている、という意味です。
最近は、いろいろな種類のウールが出ています。アンゴラ(うさぎ)、とかフェレット(イタチ)とか動物名が書かれているのは、毛(ウール)と同じ扱いになります。
動物によって、特長があるので、その特性を生かしたニットを作っているということですね。
今回は、かなり簡単に説明しました。
「こんな感じで覚えておくといいよ」というレベルでのお話でした。
もっと細かいお話はまた今度♫
素材にも、好き嫌い等は個人の差があると思います。お買いものするアイテム、予算等によって変わってくると思いますので、この基本を思い出して、選択肢の方法の1つになってくれたら嬉しいです。
通販サイトでアイテムを見る時に、この生地はこういう特性があるんだなーとか、写真では、こう見えてるけど、実査はこんな感じなんだろうなー、とか分かってくると思います。
この生地の割には安い!とかこの生地でこの値段!?!?高すぎーー!とか、このパンツ、ストレッチ無しなのね。とかね。
知らないで買っちゃって、思っていたのと違っていたらショックですからね☆
失敗防止のためにも、素材の特徴は知っておきたいものです。
もっと細分化したものや、靴(くつ)、アウター(ダウンとか)等についても解説したいなと思っていますので、是非参考にしてみてください★
↓↓次はニットのお話↓↓